ご飯、まだぁ? 

あなたが先ですか?

その子が先ですか?




『うちのわんこにご飯をあげる時、

やっぱり一番最後にしないとダメですよね?

うちの旦那はいつも帰りが遅いので

わんこのご飯もいつも遅くなっちゃうんですよね。』



こんな質問をいただきました。



まずお答えしたのは、

なぜ、『待つ必要があるのですか?』

ということでした。



そうすると、

その方はこう答えて下さいました。

だって、『犬のご飯を家族より先にあげちゃうと

犬が自分方が順位が上だと思ってしまう、って

本に書いてあったんです。』

そう、答えて下さいました。



通説としては、オオカミは

リーダーから食べ始めるので、

犬に序列を常に認識させるために

食事は人間から食べ始めましょうとされています。



なるほど、そうかも知れません。

ですが、実はこんな研究結果も出されていることをご存じでしたか?



オオカミのリーダーは、

必ずしも『いつも』先に食べているわけではないというものです。

というのも、自然界では

いつもコンスタントに餌が食べられるわけではありませんよね。

時には、幾日も餌にありつけず、

ずっとずっと餓えているときもあるでしょう。

そんな時、リーダーは

まず子どもから食べさせる、というケースもあるようなのです。



と、いうことは・・・

リーダーは必ず先に餌を食べないといけないというのは

果たして本当なのでしょうか・・・?



自然界では、ルールももちろん大切でしょうけれども、

やはりコンテキスト(状況)が最優先にされる

ということなのかもしれませんね。



これを、現代に置き換えるとすると、

テキストや教科書にあることを鵜呑みにするよりも

状況=あなたという飼い主と、

あなたが望んでいることと、

そして何よりメインキャストである、

あなたにとってたった一人の

大切なその子の性質、性格、環境によって、

変わってくるのではないか
、ということです。


もちろん、犬の本能を理解した上でのお話ではあるんですけれども。



ということで、

今日の質問の答。



『うちのわんこにご飯をあげる時、

やっぱり一番最後にしないとダメですよね?

うちの旦那はいつも帰りが遅いので

わんこのご飯もいつも遅くなっちゃうんですよね。』



その子を一番理解しているあなたが

あなたの大切なその子にとって

一番いいと思うことを

どうぞしてあげて下さい。


私は心からそう思うのです。

だって、あなたとくらべて

その子の命は遙かに短いのですから・・・。



あなたは、

あなたのわんことの間に

本当に主人と飼い犬との関係を作りたいと思っているのですか?


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気持ちいい? 

あなたのわんこにはお気に入りがありますか?




シロのお気に入りは、このペルシャ絨毯の上でした。

今はちょっとわけがあって、家にはないのですが

いつもこの絨毯の上に寝そべってくつろいでいました。

shio03




犬は、お気に入りのものを守る本能があります。

ソファーの上や好きな人の膝の上などの場所(縄張り性)

おもちゃや食べ物などの物(独占性)などが挙げられます。


よくこんな相談を受けます。

『ソファーの上に座ったままで、どかそうとするとウ〜って唸って困ります。

どうしたら唸らないようにできるでしょうか?』

これは、縄張り性の威嚇行動なので本能なのです。

なので、犬にとっては本能に基づく表現なんだということを理解して下さい。

決して、なんて悪い子なの?って思わないでほしいのです。


大事なのは、「ちょっとどいて」とあなたが言った時に

ちゃんとその子が「仕方ないな〜」とどいてくれる関係を作ることです。

「ちょっとどいて」と言った時に

その子が「ウ〜」と唸ったとするならば

その子とあなたの関係に

なんらかのコミュニケーションのブロック

あるのではないかと思われます。


そもそも、あなたが「降りてちょうだい」というメッセージを伝えた時に

「ウ〜」と威嚇してしまう関係が

あなたとその子の間にできあがっていることが問題かも知れませんね。


飼い主であるあなたが指示したことは

どんなことでも楽しいという、「快」に結びついていること。

つまり、あなたから言われたことは、すべて「嬉しいこと」に繋がるんだって

その子が思うことが大切で、それが「最高の信頼関係」なのです。


こんな関係ができあがってしまえば、

その子が何をしようがあなたは望ましいように

その子のアクションをコントロールできるわけですから

何をされてもストレスはないわけですね。


違った角度から見てみましょう。


この場合、ソファーに乗るということを

実はあなたが間接的にその子に教えてしまっていて

それがその子にとっては「自分の自由にしていい場所なんだ」。

つまり、お気に入りの場所にしてしまっていることが原因であるかも知れません。


あなたが「ソファーの上にずっといていいよ」というようなメッセージを

間接的にその子に伝えているわけですから

その子は、「いいって言ったから、ボクはここにいるんだよ」って

思っているかも知れません。


その子にとって絶対安全な場所は

ちゃんと準備してあげないといけませんが

人やお客さんが座るソファーは

その子の自由にできる場所ではないことを

しっかりと教えていく必要があります。


なので、今度は根気強く「ソファーから降りる」ということを

教えていけばいいのです。


叩いたり、怒ったりしても

なんで怒られているのか、その子は全く理解ができないので

まったく意味がないのです。

その子は、お気に入りを守ろうとして

ますますエスカレートしていくばかりです。

とにかく根気強く教えていくことが大切なのです。



「降りなさい」という指示があって

それに従うと、「もっといいことが待っているぞ!」と

その子に思ってもらうことで

その子はあなたの指示に喜んで従うようになります。

やはり、ポイントは根気です。


さらに、その子が喜ぶものが

何なのかが分かっていなければ

「快」に結びつけることはできませんから、

それを知る必要がありますね。


「快」は、犬によって一頭一頭違いますから

普段からよくあなたの犬について観察をしておくことが大事です。

これをキャリブレーションといいます。



大切なことは、

不快から切り離して、快に結びつけるということです。

ソファーから降りるという「不快」を

降りたらもっといいことがあるかも?という「快」に結びつける。

これがワンダフル・ペット・ライフ ☆の快と不快の原則です。


快と不快の原則、ぜひ覚えておいて下さい。


あなたのわんこの不快を

快に結びつけるとすれば

どんなことが考えられますか?


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喜び感染犬 

今日もシロを連れてお散歩。

これがシロちゃんです。

本当に昔は冷めた顔をしていたんですよ。

でも、今はこんないい顔をしています。

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お散歩中に、いい顔を撮ろうと思って頑張ったけど

なかなかこちらを向いてくれません^^;

「俺はいいよ〜ぉ」って言ってる感じですね。

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余談ですが、今日はインプロというものを学びにいってきました。

そこで、共振ということを学びました。

感情のレベルの高い人の側にいると

こちらの感情のレベルも高くなってくるそうです。

ということは、わんこに喜んでもらおうと思ったら

本当のところ、あなたが喜んでいないと

わんこもあなたも喜びの共振が生まれないんだなって

そんなことを感じました。

喜びも感染していくものなのですね。

これが喜び感染犬です。

これに感染すると、飼い主さんとわんこの間は

急速に絆が深まります。

一度、感染してみませんか??


今日、あなたは何か楽しいことがありましたか?

そして、心からの笑顔をわんこに見せましたか?


喜び、感染していますか?

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私のこと、好き? 

ご存じでしたか?

あなたが思っている以上に

その子は、あなたのことが大、大、大好きなのです。




もし、あなたが、その子からあまり好かれていないと感じているなら

それは、あなたとあなたの犬の関係を良くしていく絶好のチャンスです!

もちろん、「好かれているよ♪」って方にも

これからお話することはきっとお役に立つことだと思いますので

少しだけ時間を作って読んでいただけると嬉しいです。



まず、犬はどういう動物なのか?

犬が思っていることや犬の行動の意味について

あと少しだけ勉強してみるのもいいですね。

犬という別の生物と生活をしていく上で

相手のことを勉強していくことは基本です
ものね。

たとえば、犬の持つ本能もありますし、

犬種(犬が持っていた仕事)による本能もあります。

これらをまず勉強してみましょう。



もうひとつは、あなたがその子と快適に暮らしていくためには

あなたが何をその子に求めているかを効果的に伝えることが大切です。

あなたが望んでいることを

きちんと犬に伝えられているかどうか。

つまり人間語を犬語に適切に変換できているかどうか、

それらをきちんと検証してみるのです。

早速、ちょっと振り返ってみてはいかがでしょうか?



さらに、きちんとあなたの愛情を

その子にかけているか。

簡単にいうと、どれだけその子を喜ばせることが出来ているか。



これらが大切だと私は感じています。



たとえば、カーミングシグナルをご存じでしょうか?

意外にご存じない方が多いことに驚かされます。

ちょっと思い出してみて下さい。

あなたが「おいで〜」と呼んでも

すぐにあなたのところへ来なかったことはありませんか?


これは、犬の世界のルールでは、

相手が興奮していたら

相手に直行しないというルールがあるためと言われています。

犬同士の間でのジェスチャーとして

「まぁまぁ・・そう興奮しないでよぉ」というものです。


あくびもカーミングシグナルです。


ブルブルからだをふるわせるのも

カーミングシグナルです。



目をそらすのも犬同士のルールです。

無用なけんかを避けるために相手の

目をみないというルールがあると言われています。


そういうルールを、あなたが知っていれば

あなたが怒らないで済むこともたくさんあるはずです。


そういうルールを知らないばかりに

あなたへの愛情に基づく犬の行動に対して

腹を立てていることがたくさんあるのです。


叱られる時に目を見なさいとか

まっすぐおいでというものは

言ってみれば、人間のルールです。



すでにあなたもお気づきのように

犬からしてみれば、

訳のわからないことを言って

腹を立ててばかりの人間といても、

おもしろくないのも当たり前といえば当たり前です。




そういう犬のルールをちょっと勉強することで

犬と飼い主の間の問題の多くは事前に避けられるし

今よりも、もっとあなたの犬があなたのことを大好きになります。

もちろん、あなたもその子のことが

今以上にいとおしく感じるようになるでしょう。




犬はそれだけいつもいつもあなたに関心を寄せているし

あなたと仲良くしたいと思っている「命」です。



もちろん、全ての犬がそうだとは限りません。

大変悲しいことですが、小さい頃に虐待をされてしまったような犬は

少し心を病んでしまうこともあるでしょう。

でも、もしあなたの犬が、そんなわんこだったとしても、

愛情を持って気長に気長に手をかけることで

閉ざしていた心を開いてくれることもあるでしょう。

私にとっても、シロがまさにそうでしたから・・・。



まず、犬について理解を深めること。

次に、あなたの飼っている子の個性を理解すること。

ここから一緒にはじめてみませんか?



あなたの犬は、あなたのことが大好きですか?

そして、あなたは、その子のことが大好きですか?


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よだれ犬 

毎日、寒い日が続きますね。

みなさん、お変わりはありませんか?

さて、今日のテーマは、

タイトル通り『よだれ‥』です。



最近、とても素晴らしい一冊の本との出逢いがありました。



テレビでもお馴染みのムツゴロウ動物王国で

畑正憲さんの右腕として

長年たくさんの動物と共に歩んでこられた石川さんが書かれている本です。

『あ〜、石川さんね!』と、

テレビを通してすでにご存知の方もいらっしゃるかもしれませんね。

お名前は知らなくても顔は見たことあるよという方も

ひょっとしたらいらっしゃるかも知れませんね。



その石川さんが書かれた本で

『飼育マニュアルに吼えろ!』という本があります。



動物王国で2000頭以上の犬の生き様を見つめてきた石川さん。

彼の語る言葉はどれも、とても衝撃的で、感動的でした。



犬という動物そのままを認め

それを愛してやまない石川さん。

そしてなにより犬と一緒に喜びながら過ごしているのが印象的でした。



一般的な飼育マニュアルにあるような

『こうでなければいけない』という「しつけ」はほとんどやらず

それどころか、反対に犬達を喜ばせることに、

純粋に喜びを感じていらっしゃる姿。
 


私も久しぶりに目頭があつくなるのをおさえられませんでした。



そんな素晴らしい本なのですが、

中でも最も私の心を鷲づかみにしたものが

一枚の写真でした。



それが、

『長く長く垂れ下がった、よだれ‥』の写真なのです。


 
よだれを垂らしたその子は、

本当に生き生きとした

い〜〜〜い顔をしているんです。



みなさんはご自分のわんこに

長〜いよだれを垂れさせることが出来るでしょうか?

そんなにも生命力に満ち溢れた

素敵な顔にしてあげることが出来ますか?



こんな顔を見ていたら、

たとえそのよだれがどれだけ糸を引いていても、

『どんだけ〜!』って言いながら、

でも、私も満面の笑みにならずにはいられないなぁ、と。

そう思ったのでした。



よだれって素晴らしい!



なんたって犬達はこんなにも、

美味しいものを前に心躍らせて喜んでいるんだから^^



あなたの子が最近『よだれ』を垂らしてくれた時はいつですか?

それは、何を食べる時でしたか?


今日から、あなたも、ワンコのよだれを楽しんでみませんか?

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犬と生肉 

『ねえね、僕の犬に生肉を与えてもだいじょぶ?』


ある日、友人からこう尋ねられました。


『え?』


もちろん、犬が生肉を食べるということは
当然といえば当然のように思うことなんですが、
こうして改まって尋ねられたこともなかったので
やはり一度立ち止まって考えてみようと思ったのです。


犬は
肉食動物か、
雑食動物か…


犬科動物は本来肉食性です。


でも、今の時代に私達と生きている犬達は、
確かにほとんど雑食性ですよね。
これは誰の目にも明らかなことです。


ある本に、こんなたとえ話がありました。


『犬の祖先はオオカミ。
だから犬はオオカミ社会にあるようなリーダー制をとるのです。』


ふむふむ、なるほど!


『でも、これが正しいとするのなら
人間の祖先はサルなのだから、
人間はサルのルールで動く。
そういうことになってしまいますよね
でも実際には、あなたはサルのルールで生きていないでしょう?』
大体、このような内容でした。


まあ、おサルさんと人間では
脳の能力にも大きな違いがあるじゃん。
それは一慨には言えないでしょう?
・・というような細かい話はちょっと置いておいて・・・。


そこで、私もふと思ったわけです。


通説になって久しい事であっても、
どれが正しくてどれが間違いなのか
いえ、何が適切で何が不適切なのか。


これらは変化していくものだし、
状況によって変わるもの。


書いてあることや言われた事を
そのまま信じるのではなくて
私たち自身が、自分の観察力と思考力を発揮して、
目の前に起きている現実をしっかりと直視する。


そして、それをきちんと判断していく必要があるんだな。
それがこれからの飼い主の役割なんだろうなぁー、と。
そんなことを感じたのです。


質問をしてくれた彼への答え・・・・。


もし、あなたならなんと答えてあげますか?


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吊るされる犬 

首輪で吊り上げる飼い主さん


さあ、次ぎは対照的なケースです。
4月から夏にかけて動物病院は
一年で一番忙しいフィラリア予防のシーズンを迎えます。
みなさんも必ずフィラリア予防はしているでしょう?


私のいた病院でも同様で
待合室は、毎日ワンちゃんたちで大忙し!
スタッフ達も日々の業務に忙殺されるあまり、
この時期の院内には、いつになく緊張感が漂っていたりします。


そんなころ、そのワンちゃんと飼い主さんは来院されました。


日ごろからあまり敷地の外に連れ出してもらえないワンちゃんは、
いざ散歩となると、そこに首輪とリードがあることなどお構いなく、
それはそれはもの凄い勢いで
飼い主さんを引っ張っていったりするものです。


一年に一度だけ車に乗せられたかと思ったら、
着いた先はなんと、動物病院。
「なんだ動物病院かよ〜・・」という声が聞こえてきそう。


しかも、そこにはたくさんの他の犬がいたりするのですから、
その子達にしてみれば、興奮して当たり前の状況です。


ということで、その子も例に漏れず、
極度の興奮状態で病院にやってきました。


息は上がり、身体はガチガチに緊張しています。
よだれもたくさん垂らしていましたし、
目は絶えず周囲を警戒していました。
被毛はゴワゴワして油っぽく、
そして、痩せていて、犬独特の体臭もかなりのものでした。


私たち獣医でなくても
一目でこの子があまり飼い主さんに
手をかけてもらっていない子であることがわかります。


ご経験がある方もいらっしゃるでしょうが、
病院の診察は、診察台に乗るところから始まります。


私たちは飼い主さんが
病院のドアを入った来た時から
わんちゃんを診察台に乗せるまでの様子をじっとみています。
観てないふりをしてちゃんと観ています。


それを観ていれば、
その子と飼い主さんがどの程度の関係を持っているのか
ほぼお見通しなのです。
その関係をしっかり把握しておくことは
診療の際にとても役に立ちます。


『じゃ、診察台に乗せてください』


そういわれた時に、自分の犬が怖くて抱き上げることもできない。
それどころか、噛まれそうで怖くて、身体に障ることすら出来ない。


そんなケースが本当によくあります。
これをお読みの方の中には
「え?」と思われる方もいらっしゃるかも知れませんが
これは本当なのです。


この時もそうでした。
何度飼い主さんがチャレンジしても
その子は診察台に上がることを嫌がりました。


そして、最後に飼い主さんはリードをグイっと引っ張っり上げ
まるで首吊りのような形で診察台に乗せたのでした。


そんなシーンは、実は結構あるのです。


そんな時、飼い主さんたちは例外なく逃げ腰です。
そして、できるだけ距離を取ろうとする
その身体の距離はそっくりそのまま
その子と飼い主さんの心の距離を表すかのようです。


本当に、胸のつまるシーンです。
その子たちが「命」とは見られていない・・・
そんなシーンです。


私には、前回お話したことと
今回お話した2つ出来事が
とてもとても対照的に記憶されています。


そして、その対極的な在り方を目の当たりにしたことが
今の私の想いを作りました。


あなたとペット、一緒に幸せな関係を築いていきましょう!


でないと、何のためにあなたがその子と暮らしているのか
本当に意味がなくなってしまうから‥。



そんなシーンをたくさん観てきました。
あなたには、幸せな関係を築いて欲しいって
私はそんな思いでブログを綴っています。

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笑う犬 

今日は、私がこのWPL☆を立ち上げるきっかけとなった
動物病院での2つの思い出深いエピソードを書いてみようかと思います。



笑う犬

こちらは、雑種のコロちゃんのことです。
その子の飼い主さんの名前も、
そして、どうしてその子が病院にきていたのかすら
今はもう思い出せなくなってしまっているのですが・・・。


でも、いつまでも忘れないのは、
その、コロちゃんの笑顔なんです。


みなさんは、『犬の笑顔』って見たことがありますか?


私は、恥ずかしながら、
獣医師となってから初めて、
犬が笑うんだってことを知りました。


その子は以前に後ろ足を痛めてしまったことがあって、
いつも軽く足を引きずって歩いていました。


そんなコロちゃんの飼い主さんは30代前半の素敵な女性でしたが、
コロちゃんを見つめる眼差しは本当に優しくて、
深い思いやりに満ち満ちたものでした。


コロちゃんは、待合室でも、診察室でも、
院長や私が『コロちゃん♪』と声を掛けると、
尻尾をゆさゆさと振りまわしながら、
目を細めて口元をわずかにゆるませ、
まるで本当に人間が微笑むかのように笑ってくれるのでした。


もちろん本当に笑っているのかどうかはわかりません。
そして、もしかしたら、笑っているのではないかもしれません。


でも、間違いなくコロちゃんは飼い主さんに無条件の信頼を寄せていたし、
その絆の上に立って、私達との間にも
本当に暖かい心の交流をすることの出来きる子だったのです。


コロちゃんの笑顔、そしてその飼い主さんの見せてくれた姿は、
私に『 犬と人間の間にこんなにも深い絆が結べるのだ 』
・・・ということを教えてくれたのです。


コロちゃんの笑顔は今もなお鮮明に私の胸に残っています。


次回は、これとは逆の吊される犬です。
二つのお話は二つで一つですが
長いので今日はこれまで^^

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愛犬「シロ」への想い 

今日は、私の愛犬「シロ」についてお話してみようと思います。
今の獣医としての私があるのは、
なんといっても、この「シロ」のお陰なのです。
ほら、プロフィールの写真に私と一緒に写っているのがシロです。


彼の名前はシロ。
でも、最近は「しろいちゃん」と呼んだり、
気分によっては「チロ」と呼んだり、
日々好きなように彼を呼んでいます。


シロは、現在推定13歳です。
最近では耳も遠くなりました。
瞳も白内障でずいぶん白くなってきました。
動きはずいぶんとおっとりとしてきましたが、
まだまだ元気なワンコです。


初めて彼に出会ったのは、
大学でたくさんの犬を飼育している犬舎でした。
ワンワンとそれはそれは騒々しい犬舎の中で、
少々冷めた目つきをした無愛想で
物静かな一頭の犬が、私の目に留まりました。
凛としたしたオーラを放っているような
そんな凛々しいワンコでした。


真っ白でふかふかな毛に覆われたその姿は
他のたくさんの犬達の中でも一際私の目をひきました。
それ以来、私は進んで彼のお世話をするようになったのでした。


彼は、実は大学の先輩が飼っていた実験犬でした。
そう、文字通り、研究などの実験台になってくれる犬のことです。


これをお読みのみなさんならば
よく怖さをご存じのフィラリア症に感染していたからです。


毎朝、シロをはじめ実験犬達の1日は
首の血管からの採血で始まります。


彼らはその間、本当に従順に、
その針の痛みに耐えてくれていました。
くんくんとも言いませんし
嫌がって吠えたりもしないのです。


犬という動物のけなげさを
私はそこで身体で知った、そんな気もしています。


そして・・・・
こうした大学の持つ宿命でもありますが、
所定の実験の終了に伴って、
シロ達は「処分」されることになりました。


私は、たくさんの犬達の代表として、
せめて、この子だけでもどうにか助けたい・・・。
そう思いました。
ですが、ここは獣医の大学です。
個人の意思がまかり通るところではありません。


でも、この子のこれからの一生は
どうか心穏やかに平和に過ごしてもらいたい。
そんな想いを押さえつければつけるほど
想いは募っていくのを感じました。


そしてある日、私は意を決して
こっそりとシロを犬舎から連れ出しました。


獣医としてはあまり褒められた行動ではありませんが、
それでも、せめてこの子だけは・・と想ったのです。


しばらくは、私も学生の身分でシロを飼えない事情などがあり
私の祖父をはじめとして数人の飼い主に飼われていました。
その間、そのご主人によく可愛がられ、ようやく老境を迎えました。


そして、私と暮らし始めて今6年目に入ったところです。


その間、シロを取り巻く環境も大きく変わりました。
実験犬という明日をも知れない命から
野ざらしの室外飼育犬として安全な環境へ。
そして、それなりに手の行き届いた室外飼育犬へ。


そして、長い長い月日を経た今、
ようやく彼は室内飼育犬の地位を確保して
夏は涼しく冬は暖かな部屋の中で
のんびりと安らいだ老後を送っています。
そんな彼の表情は、
出逢った頃に比べるととても柔和になりました。


それら詳しい経緯については、
別の機会にあらためて綴っていきたいと思いますが、
ここで私は最も大切なことを身を持って学ばせてもらいました。

それは、
犬として生をうけた彼の運命は、
まさしく飼い主である私の『意識の変化』によって、如何様にも変化してゆく

ということ‥。
それはもちろん、シロだけに限らず
その他の犬・猫や小鳥などのペットも同様です。


彼との不思議なご縁によって、
私は今ようやく獣医師として
この社会に立つことが出来てきたのだなぁと思うと
本当に本当に感謝に耐えません。


シロがいてくれたからこそ、
私は楽しく犬を飼うということの大切さ、
そして素晴らしさに気がつけたのですから。


この想いを獣医として
またたくさんのみなさんと共有していきたいと想っています。


シロ、いつもありがとう!

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さらに詳しい藤島のプロフィール 

『獣医』と聞くと、もしかしたらみなさん一様に距離をとられたり、あるいは怖い存在と思われる方もいらっしゃると思うので、まずは私自身をネタにちょっと詳しいプロフィールをつけてみました。


私も動物好きな方と同じように、小さい頃から動物が大好きで、いつも近所のお宅に犬を触らせてもらいにおしかけたり、野良猫を撫で回したりするそんな少女時代を過ごしました。


そして、動物好きが高じて、「たくさんの動物を助けられるようになるには獣医師になるのが一番!」と獣医になることを志しました。


大学では、いろいろなことを学びました。
そして、いざ足を踏み入れてみるとそこには、身近な動物である犬猫よりも牛や馬などの産業動物が中心の教育がありました。
また、時には、獣医としての専門性を身に付けるため動物達の命を犠牲にすることもありました。


卒業後は、かねてからの夢であった臨床(いわゆる動物病院)の仕事に従事し、
宮崎県、愛知県の動物病院の勤務医として、多忙な日々を送りました。


そこで、沢山の飼い主さんとそのペット達に出会いました。
獣医師としての初めての現場は、本当にびっくりすることの連続でした。


獣医師とは、動物の病気を診て治療していく存在だと、自分自身思っていたのですが、
動物病院で働く中で私が次第に意識しだしたのは、実は病気のこと以上に
゛飼い主さんとペットとの関係”についてでした。


はじめは、どの方も『飼いたい!』という想いがあってその子とのご縁を結んだはず。
でも、来院される飼い主さんのなかには、ペットを飼うことがいつしか逆に負担に感じられて困っていらっしゃる方も少なからずいらっしゃいました。



私は、次第に、獣医師の仕事は、単に『動物の病気』を治療することだけなのだろうか。
そこから一歩進んで、『飼い主と動物の関係性』にも、もっとフォーカスを合わせていくべきなのではないだろうか・・・と思うようになりました。


そんな想いを持ちつつ、獣医として活動をしておりましたが、
時の経過とともに、病気の診断や治療以上に、
飼い主とペット達の間に交わされる笑顔や愛情に、
とても価値を覚えるようになっていきました。
そして、そこをこそ大切にしたいと強く思うようになりました。


その後、行政の立場から、広くそして力強く動物愛護の活動をやりたいと思い立ち、
公的機関の職員となる道を選びました。しかし、運命のいたずらか、その思いは実らず、
配属先はなんと食肉検査という動物愛護とは全くかけ離れた世界に投げ込まれてしまいました。


そこは、私の獣医としての想いを叶える場所とはかけ離れた場所ではありました。
しかしそれは、毎日おびただしい数の牛・馬・豚・鶏が、『動物』から『食肉』となり、消費される過程を間近に見る事の出来る、またとない機会に恵まれたともいえるのです。


そして、私はそこで、人間と動物の関わり方、そして獣医師という職業について、
さらに別の視点から考えるようになっていったのです。


『獣医師として本当にやりたいことは何なのか』

『果たして自分は獣医師でいいのだろうか‥』

・・・葛藤する日々を経験しました。


その後、NLP(自身との深いコミュニケーションを可能にする心理学)を学んだことをきっかけにして、私自身が本当にやりたかったこと、そして本当に獣医師として貢献したい道を発見することができました。まさに私は葛藤を統合したのです。


そして、私は私自身の目標の第一歩として、公務員を辞して、
『楽しく豊かなペットライフコンサルタント』として活動することを決意いたしました。


たくさんの飼い主の方々が、その子たちを飼い始めた時の想いを、もう一度手に入れていただくために・・・。


これが、WONDERFUL PET LIFE ☆の想いの原点です。



獣医師
藤島永実

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WONDERFUL PET LIFE ☆にできないこと 

◆WPL☆にできないこと


・一般的診療および治療行為

従来、私もこうした分野でも活動をして来ました。

そして、来院される多くの飼い主さんの方々が
「獣医さんともっとたくさん話がしたい!」
「もっと獣医さんに聞きたいことがある!」
そんな想いを持っていらっしゃることを
私は肌で実感して感じてきました。

と、同時に、獣医として
獣医がとても多忙であることも知っています。

やはり、来院されるお一人お一人の方と
ゆっくりとお話をして差し上げたいとは思いつつも
次から次に運び込まれるわんちゃんや
ねこちゃんのことを考えると一刻の猶予もありません。

ですので、一般診療と相談業務を
いっそのことキレイに分けてしまえば
来院される方々のお話も
ゆっくり聴いて差し上げることができるのではないか?

このような想いではじめた活動です。
ですので、独立後も一般診療は行う予定はありません。

ただし、食事療法、ホリスティックケアなどについては
将来的には導入する方向で検討はしています。



・しつけの専門的指導

総合的かつ一般的なしつけのアドバイスは可能ですが、
しつけトレーナーのようにわんちゃんをお預かりして
しつけを行うような業務は物理的にもできません。



以上、これら2つにつきましては、既存の動物病院様や
しつけトレーナー様のところでも
本当に素晴らしいところが全国各地にありますので、
ぜひぜひ、そちらの方をお訪ね下さい。
また、ご紹介等お役に立てることがあれば、行っていく予定です。

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WONDERFUL PET LIFE ☆にできること 

◆WPL☆にできること

あなたとペットが共に幸せで心豊かな生活を送るためのお手伝いです。


◆提供したいサービス

・あなたとペットとの生活をよりよくするための相談全般


◆独立後に行いたいサービス内容
・来院による個人コンサルタント

  あなたの大切なペットをよろしければ同伴してください。
  
  〜あなたとペットとの楽しくて豊かな生活を実現するための、
   どんな小さなご質問やご相談にも、獣医師の立場から、
   そして一人の飼い主としての立場も交えた幅広い視点から、
   ていねいに、ていねいにお答えします〜



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WONDERFUL PET LIFE ☆をはじめた理由 

あなたはどうして、その子を飼おうと思ったのでしょう‥?

そして、その子を飼うことで、
あなたが心の奥底で本当に望んでいることは何ですか?



私は、獣医師として動物病院での臨床、食肉の検査業務などのお仕事をしてきました。
そこで、ペットという「いのち」と、人間という「いのち」のやりとりをつぶさに見てきました。


私には、その獣医師としての経験の中で、いつもいつも感じていたことがあります。
それはこの最初に質問です。

「あなたはどうして、その子を飼おうと思ったのでしょう・・?」

「その子を飼うことで、あなたが心の奥底で本当に望んでいることは何でしょうか?」

・・・という質問です。


ペットを飼うことで、安らぎを得たい。

ペットを飼うことで、家族が欲しい。

一緒に散歩に連れていって、楽しく豊かな時間を過ごしたい。



多くの飼い主の方は、こんな想いを持って、ペットを飼われているようです。
ですが、その子達も「いのち」です。
必ずしも飼い主さんの思い通りにはならないこともしばしばです。


そうして、やがて、安らぎを得るために飼ったその子が、
最後は悲しいことにストレスの原因にもなっているという現状も
目の当たりにしてきました。


でも、ちょっとした知識があれば・・・
もう少しだけ飼い主さんの理解があれば・・・
そうした悲しい出来事を未然に防ぐこともできるのです。
もちろん、悪化した関係を修復することもできます。



あなたにとって最も大切なそのこと、に焦点を当てて、
獣医師として、私が出来ることを始めたい。


そして、あなたと、
あなたの大切なその子達の
素晴らしいWONDERFULなLIFEを応援して差し上げたい。



そんな長年温めた深い想いから、このブログを始めました。
このブログがみなさまお役に少しでも立てれば嬉しく思います。


WONDERFUL PET LIFE ☆
獣医師 藤島永実

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